先ほどアップロードしたばかりのポストでは、日本語のオリジナルが失われてしまったと書いたばかりなのですが、思いがけないことにふだんほとんど使うことがないために忘れられていたクラウド上に保存されていました!以下の通りです。
Sunday, August 17, 2025
災害のトラウマ経験と江湖の交わり
2014年11月に、わたしは初めて福島県を訪れました。東京大学のIHSという大学院プログラムの一環として2011年の東日本大震災によって生じた核発電所爆発事故の被災地を、学生さんばかりではなく中国で自然災害被災者のためのサイコセラピーに取り組む研究者たちと共に回ったのです。残念ながら、すでに当時書いたレポートはその後失われてしまったのですが、このほど中国語版がメールボックスの中にかろうじて残っていたことに気づきました。
Monday, June 2, 2025
「AIに意識があるのか」をめぐるChat GPTとの会話
「AIに意識があるのか?」という問いについて、Chat GPTがどのように考えているのかを直接ご本人に聞いてみました。いくつかわたしが投げかけた一連の問いと共に貼り付けておきます。なお、わたしの問いは、必ずしもわたしの持論ではありません。
Monday, October 21, 2024
礼:行星和平的技艺(草稿)
今天(2024年10月21日)在Academia.com网站上发布同名文章。该文试图在中国思想史的脉络中探寻提升启蒙概念的思想资源,以行星思考为基础,提出植根于东亚传统的和平构想。虽系草稿,但为了以后进一步深入思考,特意公布于众。请读者多方批评指正。请点击如下网址:
Thursday, February 1, 2024
大学で学ぶということ
大学に入ってきたばかりの学生さんにとって、大学で学ぶことが高校までの教育のあり方とは大きく違うことはカルチャー・ショックかも知れません。例えば、入学後最初の授業の時に、わたしから「なぜ授業に出るのか?」と問われると、学生さんはそれが学生にとっての義務であるからと答えます。実はそうではないということはキャンパスで過ごす時間が長くなるにつれてわかってくるはずだとわたしは思っていたのですが、最近はそうでもないようです。
Sunday, January 21, 2024
翻訳技術の向上と中国語学習
期末試験の採点と今学期の成績報告が完了しました。駒場でのわたしの授業(1年生向けの必修授業)では、COVID-19パンデミックで授業がオンライン化されて以来、完全に音声重視の試験を課すことにしています。しかも、教科書やノートなど「すべて持ち込み可」の方式です。オンライン授業中は定期試験もオンラインでやらねばならず、参考資料の制限をすること自体がナンセンスな要求でしたので、いっそのことこの方式にしました。敢えて制限事項を挙げるとすれば、必ず本人が一人で受験してください、ということでしょうか。「中国人も持ち込み可ですか?」という素敵な質問をしてきた学生さんがかつていましたので、それ以来、このような制限があることを全員向けに知らせてきました。
Friday, January 5, 2024
「逃げる」ことも選択肢
もう一昨年前のことになりますが、パンデミックのさなかに書面インタヴューを受けました。学生さんから時々おもしろく読んでくださった旨の感想をいただきますので、リンクを貼り付けておきます。