Sunday, January 21, 2024

翻訳技術の向上と中国語学習

  期末試験の採点と今学期の成績報告が完了しました。駒場でのわたしの授業(1年生向けの必修授業)では、COVID-19パンデミックで授業がオンライン化されて以来、完全に音声重視の試験を課すことにしています。しかも、教科書やノートなど「すべて持ち込み可」の方式です。オンライン授業中は定期試験もオンラインでやらねばならず、参考資料の制限をすること自体がナンセンスな要求でしたので、いっそのことこの方式にしました。敢えて制限事項を挙げるとすれば、必ず本人が一人で受験してください、ということでしょうか。「中国人も持ち込み可ですか?」という素敵な質問をしてきた学生さんがかつていましたので、それ以来、このような制限があることを全員向けに知らせています。

Friday, January 5, 2024

「逃げる」ことも選択肢

もう一昨年前のことになりますが、パンデミックのさなかに書面インタヴューを受けました。学生さんから時々おもしろく読んでくださった旨の感想をいただきますので、リンクを貼り付けておきます。

東大教養学部国際交流センターのnote 

Thursday, January 4, 2024

映画『小さき麦の花』(隐入尘烟)観賞記 兼ブログ再開報告

長らく休眠状態だったのですが、わたしがわたしだけを代表してものを書く場所が再び欲しくなりましたので、このブログを再開することにしました。

まずは、2023年1月12日に書いたままお蔵入りしていた映画の観賞記。中国では『隐入尘烟』というタイトルで評判を呼んだ『小さな麦の花』という映画です。かつて授業を担当したことのある学生さんから試写招待券をいただいて観賞がかないました。

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 見慣れた風景がほぼ全篇に続く映画だった。だが見慣れた風景とは違っていたところもある。違っていたのは、