Wednesday, January 27, 2010

中国思潮评论

華東師範大学を中心とする近現代思想史研究グループから、また一つ新しい叢書シリーズの刊行です。第1号は「思潮研究百年反思」のタイトルで、コンパクトな中国20世紀思想史論集になっているようです。詳しくは「思与文」サイトへ。

Tuesday, January 26, 2010

The Return of Confucius

下で紹介した映画『孔子』をめぐる英語のラジオ・トークを聞いてみました。登場するのは、現代新儒家として著名なハーヴァード大学の杜維明(Tu Weiming)とこのブログでもしばしば紹介しているニューヨーク大学の張旭東(Xudong Zhang)です。

电影《孔子》

有一朋友从纽约发来邮件,介绍电影《孔子》及其网上评论的站点(英文,广播录音)。由周润发来扮演孔子这一事,从纯娱乐的角度,让我产生很大的兴趣,因为周润发的确是个名副其实的超级明星。但作为中国思想史的爱好者,真不希望看到孔子偶像化的现象。我喜欢孔子,可以说非常喜欢,但他绝对不是一个能够受到广泛欢迎的明星。

ニューヨークから友人が映画『孔子』とそれに関する評論(音声)をやっているサイトを紹介してくれました(上のリンクからどうぞ)。

Thursday, January 21, 2010

帝国的话语政治

コロンビア大学のLydia Liu(刘禾)の著書、The Clash of Empires: The Invention of China in Modern World Making が中国語に翻訳されたようです。『読書』2010年第1期はその書評会での評論を掲載しています。中国語版の題名は著者自身がつけたもので、《帝国的话语政治》(三联书店、2009年)。本人の解説によると、言語の記号的作用が生産されていく政治性そのものにおいて、清朝中国から近代中国へという文明転換のプロセスを省察しようとした本書の意味が、「帝国の衝突」というオリジナルタイトルよりももっと明確に表現されているからとのこと。

Saturday, January 16, 2010

2010年度大学院课程介绍

2010年度(自2010年4月至2011年3月)在大学院担任的课程介绍摘录如下。上课地点和时间待定。

Friday, January 15, 2010

中国語テクスト分析Ⅰ

2010年度夏学期に東京大学教養学部前期課程で開講する「中国語テクスト分析Ⅰ」のシラバス(抄)は次の通りです。
2010年夏学期将在东京大学教养学部前期课程开设“中文文本分析Ⅰ”课程,其教学大纲(摘录)如下:

Thursday, January 14, 2010

全球化时代的人文学科

1月11日に北京大学中文系で行われた会議に参加してきました。会議の内容については、リンク先の紹介に譲ります。ポイントは、人文学のグローバル化というダイナミズムの一部分が中国の知的生産の場をハブとして形成されつつあるということです。そしてそれは、人の動きそのものとしてナショナリティやディシプリンの壁を乗り越え、溶解させながら進もうとしていることのように感じられます。

Wednesday, January 13, 2010

《贾想》日文版

以前ここで紹介した、賈樟柯の《贾想》が日本語に翻訳されたようです。