Friday, December 24, 2010

走马观香港(日文版)

シンポジウム出席のため、初めて香港を訪れました。
香港はどこへ行っても施設やサービスが行き届いており、国際的商業都市の姿を見せつけられた感じです。街を歩いた時間はきわめて限られていましたが、それでも、喧噪のなかから、広東語、標準漢語、英語、日本語や、その他何語だかわからない言語が聞こえてきました。まさに、ウォン・カーワイ(王家衛)監督の映画のなかで金城武が表現しているような光景そのままでした。
わたしが宿泊していた旺角一体には、横町に露天商が建ち並んでいました。グローバル資本主義が日増しに個人の生存空間にを浸食しているなかで、こうした個人経営者が今後どうなっていくのかは知るよしもありませんが、こうした雰囲気が放つ活力はこれからも守り育てられていくべきものです。
また、クリスマスを前にして、あるホテルのロビーには、こんなクリスマスの飾りが置かれていました(右下の写真)。ユーモアのなかに風刺も込められているような感じです。


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