Saturday, December 19, 2009

复旦偶照


12月13日から17日まで上海の復旦大学でシンポジウムに出席してきました。ふだんは持ち歩かないカメラを持っていきましたので、数枚をアップしておきます。


まずは、通りに面した塀に取り付けられたエンブレム。







正門は意外と小さく、謙虚なたたずまいでした。朝7時半ごろでしたので、教職員の自家用車がひっきりなしに中へ入って行きました。





会議の昼休み中にキャンパスを歩いたときの写真。1時になろうとしていたときですので、多くの学生がいました。プラタナス並木を見ると南方に来たなあということを実感します。






会場そばの半地下式駐輪場を使って、「抽象芸術の審美と創作」という選択科目の成果展覧会を行っていました。文科系の学生よりも理工系の学生のほうが多かったのが印象的です。その開催趣旨説明には、「すべての芸術は抽象に向かう」とあります。抽象芸術の創作は、「視点の転換により観念の転換を遂げ、実践的創作によりイノヴェーティヴな意識を養い、価値の分析を通じて生命の意義を感じ取る」ことに意味があるのだ、と書かれています。外界のすべてがめまぐるしく変化し、その変化の波の最先端であるとも言える上海らしい試みでしょうか。

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