Saturday, September 1, 2007

比較文化論(輪講)

「比較文化論」(人文学部共通科目)の輪講担当者として、9月19日から10月31日までの7回、中国の近代化過程で生じた身体観と健康観の変容とグローバルな文化政治との関連を探る講義を行います。主なテキストとして、楊念群『再造“病人”』(中国人民大学出版社、2006年)を使用する予定です。他に、参考となるインターネットサイトとして、
《医学捌号楼》http://www.med8th.com/
《三联生活周刊》总第409期《封面故事:西医为何难容中医》http://www.lifeweek.com.cn/iRelease/jsp/other/RegionView1.jsp?rid=1&issueid=409

授業内容紹介(明星大学シラバスから):
比較文化論は、地球諸地域の文化の、普遍性(グローバル)と特殊性(ローカル)について考えるものです。今年度のテーマは、「身体と帝国」です。私たちの「身体」は、私たちを取り巻く様々な環境・文化・ファッションや、さらには権力・政治・帝国などによって、大きな影響を受けながら存在しています。ここでは、身体をめぐる「文化」や「帝国」との関わりについて、各専門領域・各フィールドから多角的なアプローチを行うことにします。

授業時間:水曜1限。
場所:23-301教室。

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